東北・道南の旅 (part31)



 約6分ほど遅れて、秋田新幹線「こまち」号が近づいてきました。
 秋田新幹線のほうも、連結器を開けています。
 少し手前で一時停止します。
 そして、ゆっくりと恐る恐る進んでいく・・・という感じで、「はやて」号に近づきます。
 軽い衝撃音が走ると、「こまち」と「はやて」の合体が完了です。

 連結が出来上がると、すぐに発車のベルが鳴り響きました。

急いで、自分の乗っている車両へ戻ります。
 わたくしが乗っている、「はやて」号のグリーン車には、専属のグリーンアテンダントが乗務しており、おしぼりとドリンクのサービスがあります。

もちろん、無料です。
 発車すると、小雨が降っていました。

まだ完全には、天候が回復しません。
 少しの間、北上川と並行して走行します。


 ここ盛岡駅からは、最高速度が時速275kmに変わります。

八戸〜盛岡までは、時速260kmでしたので、少しスピードが上がったかな・・・という感じがしました。
 何も無い田園地帯を最高速度で突っ走ります。

時速275kmのトップスピードでも、全くといっていいほど揺れが無いです。
 通過駅である、一ノ関(いちのせき)駅では、なぜか速度をかなり落として通過していきました。

先行列車がいないのに、不思議でした。
 また、最高速度に戻り、ひたすら走ると、遠くに仙台の新幹線車両所が見えてきました。
 17時25分、仙台(せんだい)駅に到着しました。

ここで、グリーン車のほうも乗客の入れ替わりが激しく、なんと満席になってしまいました。 グリーン車もかなりの人気があります。
 しばらくは、東北本線と並行して走行していきます。
 郡山駅を通過するとき、475系の車両などが見えていました。
 段々と太陽のほうも、傾いてきました。




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